気胸手術後の胸の違和感の正体は肋骨神経痛です｜術後の痛みはいつまで続くの？

気胸の手術後にピリピリしたような感覚が残っているし、痛みもいつまで続くの？

そんな疑問に答えます！　

まごた

ピリピリする違和感の正体は、肋骨神経痛の可能性が高いです。術後の痛みと合わせて暫く続きますが、どちらも時間が経てば治ります。

とはいえ、必ず医師には相談しましょう。

ピリピリした違和感の正体は肋骨神経痛です

胸腔鏡手術をした後に、胸の手術をしたところがピリピリしたり、痒みが起きたり、触っても感覚が鈍かったりそういった違和感が起きます。その症状の正体は肋骨神経痛と呼ばれるものです。

どうしても気胸の手術は胸腔鏡のために胸を切るので、その時に神経を傷つけたり過剰に刺激を与えてしまいます。それが原因で気胸の手術でブラを切除した後も違和感が残ってしまうのです。

とはいえ、これは手術が失敗した訳ではなく、個人差はあれど時間が経てば治ります。私も２回手術したことがありますが、大体1ヶ月以上経てば徐々に違和感が無くなっていきました。湯船に入ったりゆっくり温めたりすると楽になります。

再発とは違うので、特に不安になる必要はありません。念の為、担当医に伝えて置きましょう。

術後の痛みは、個人差はありますが２週間〜３週間すれば殆ど治ります。１週間は痛み止めがないと辛いです。

特に術後３日間は一番痛みが酷いです。術後すぐにチューブが抜けないのもありますが、チューブの痛みと手術痕の痛みで、痛み止め飲んでいても結構辛いです。

退院後は抜歯が完了するまで病院に通うことのなると思いますが、その時に痛みを医師にちゃんと相談して、辛ければ積極的に痛み止めを使っていきましょう。抜歯が終わるのがちょうど術後２、３週間かかるので、その頃には痛みもほとんど無くなっているはずです。

ちなみに私はその頃には傷の痛みは無くなっていましたが、肋骨神経痛はまだ若干残っていました。神経痛は温めたりすると楽になります。

痛みが引けば問題ありませんが、最低でも術後２週間は安静にするよう医師から言われます。とはいえ、医師の判断で変わってくるので担当医と相談してみましょう。

激しい運動は術後２〜３週間は控えた方が良いですが、今後も運動制限をした方が良いのかと言われればそうではありません。

手術でブラを切除して完全に改善したなら、何の問題もありません。プロサッカー選手の長友が気胸から復帰して現役でバリバリやっているほどです。詳しくは別の記事でも紹介しています。

繰り返しになりますが、気胸の手術後のピリピリした違和感は肋骨神経痛と呼ばれるもので、１ヶ月程で徐々に違和感が無くなってきます。胸の痛みに関しても術後２〜３週間すれば徐々に無くなります。

不安なことがあれば担当医に相談したり、私も体験談として質問に答えたりできるので気軽にこのブログに感想でも、Twitter（@magota_01）にDMでも送ってくださいね＾＾！