- 肺気胸は体質が原因の胸膜疾患、肺炎は外部の病原体が原因の感染症疾患
- 気胸経験者と重症化のリスクの関係性は低いが、現在進行形の気胸患者は感染すると呼吸困難のリスクは高くなると予想できる
- 気胸患者も経験者も必要以上に恐れず、感染対策と免疫力のアップが必要
こんにちは!まごたです。(@magota_01)
今回は、最近流行りの新型肺炎コロナウイルスが、喘息持ちや肺気腫などの呼吸器系基礎疾患と重症化との関係性が深いとの話しを聞いたので、
筆者自身が何度も再発し経験している「肺気胸と新型コロナの違いや重症化との関係性」について調べてみました!
(※あくまでも違いからの分析と個人的な考えを含みます)
新型コロナウイルスと気胸の違い
- 新型肺炎コロナウイルスは、外部からの病原体によって発症し、高熱や頭痛、倦怠感、息切れ、呼吸困難といった症状がでる病気
- 自然気胸は、体質などにより肺の表面にできた風船(ブラ)から空気が漏れ出て肺が圧迫され、胸の痛みや息切れといった症状がでる病気
新型肺炎コロナウイルスの症状
世界保健機関(WHO)の発表によると、新型コロナウイルスの症状は、頭痛や咳、息切れや呼吸困難、筋肉痛、高熱や倦怠感と言われています。
外部からのウイルス感染が大きな要因で、免疫力の低い方や持病もちの高齢者が特に重症化すると言われています。
主な特効薬は新型とあって未だ確立はされておらず、試験的な投薬や自然治癒に頼っているところが現状です。
突発性自然気胸の症状
一方、突発性の自然気胸の場合、外部からの要因ではなく体質が大きな要因で、高身長痩せ型の男性がなりやすいと言われています。
肺から漏れ出た空気が胸壁の内側に溜まってしまい、それによって肺が圧迫され胸の痛みや息切れが起こる病気です。
主に自然治癒や胸壁に管をさして直接空気を抜く非手術の方法、または、全身麻酔の手術で肺の表面のブラを切除する方法が取られています。
気胸経験者とコロナの重症化の関係性は?
結論を先に言うと、気胸経験者が重症化するというのは少し安易な考えです。
気胸は、肺炎や喘息、肺気腫のように喉や肺が炎症を起こしたり、病原体が侵入してきたという訳ではありません。単に、肺の表面に小さな風船(ブラ)が体質によってできてしまっただけです。
そのため、過去に起きた気胸と新型肺炎の重症化の関係性は他の呼吸器疾患と比べて低いと考えることができます。
しかし、一部症状で共通点もあります。言わずもがな息切れや呼吸困難の関係性です。
現在進行形で自然気胸を発症して肺が縮んでいる状態の人が、新型肺炎に感染すると息切れや呼吸困難リスクは通常よりも高くなることは予想できます。
Q.むしろ呼吸器内科に行くことがリスキーなのでは?
この意見は、多くの人から貰いました。確かに、新型肺炎の疑惑になったら向かう所は気胸を治療する呼吸器内科も含まれます。病院の中では一番リスキーかもしれません。
しかし、勘違いしてはいけないのは、いくら感染が怖いからと言って放置してはいけない病気は沢山あります。
気胸も同じです。気胸はどんどん悪化すれば歩くことも辛くなりますし、最悪、新型肺炎と同じように呼吸困難になることもあります。
コロナが怖いからといって病院にいかず重度の気胸を放っておく方が危険なので必ず医者に診てもらいましょう。
勿論、マスクや手洗いうがいの対策は必須です。その他にも除菌スプレーも持ち合わせるとより良いかもしれません。
次亜塩素酸水の空間除菌でウイルス対策
そもそも新型コロナにならないことが第一なので、体質が原因の気胸の対策よりも、まずは今できるウイルス対策をしっかりしていきましょう。
普段からマスクをつけたり、外出自粛が大切ですが、最近では次亜塩素酸水の空間除菌でコロナウイルスが周りに広がらないようにする対策をされている方も多いです。
ちなみに、次亜塩素酸水は品切れ状態のところが多いですが、除菌水ジーアでは今でも定期購入ができて、加湿器も無料プレゼントしているのでぜひ参考にしてみてください。
除菌水ジーアは、加湿器による噴霧で空間および落下菌、ウィルスなどの各種細菌を約10分で99.9%除菌することが、第三者検査機関でも実証されているそうです。
補足:コロナに感染しても八割が軽症という事実
新型の肺炎ということで、メディアでは不安を煽るような報道が散々されていますが、一方で厚生労働省の発表によると、コロナに感染してもほとんどの場合が軽症で済んでいるというデータもあります。
また、中国の4万人のデータによると患者の8割が重症化にならなかったという事実もあるそうです。
特に、高齢者の方が重症化しやすいデータもあるので、若年の男性がなりやすい気胸とは年齢から考えると大きく違うことも分かります。
おわりに
- 気胸と新型肺炎は同じ呼吸器疾患ではあるが症状や原因は全然違います
- 気胸患者は呼吸困難のリスクは上がるが、気胸経験者が重症化するというのは安易な考えです
- 過剰に恐れずしっかり感染対策と免疫力のアップをしていきましょう!
以上、簡単に気胸とコロナの違いや重症化について考えてみました。
今後も感染が広がっていくと思いますが、気胸になっても恐れずしっかりと治療していきましょう。
手洗い、うがい、マスク、消毒、しっかり睡眠を取る。当たり前のことですが、しっかり対策をして重症化や感染を考える前に今出来ることを毎日していきましょう!
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