【初めて円形脱毛症を経験したリアルな体験談と元気ももらえる!】
円形脱毛症の治療あるある、医者の対応あるある、ウィッグ生活やリアルな悩みなど、共感できる体験談がたくさん描かれている一冊です!
こんにちは!まごたです。
今回は、円形脱毛症を実際に経験されている漫画家-小豆だるまさんが、初めて脱毛症を経験した時のこと描かれた漫画『打倒!円形脱毛症|私、ピカピカの一年生』について書評していきます!
この本を簡単に説明すると
- 円形脱毛症を発症した時の体験談
- 治療法探しの苦労と体験談
- 髪の毛がないことを隠してきた体験談
- 円形脱毛症やウィッグ生活での悩み
- 現状を受け入れ前向きに生活を始めた体験談
①円形脱毛症が発症した時の体験談
筆者の小豆だるまさん自身が体験した、初めて円形脱毛症が発症した時の体験談がギャグ漫画風に描かれています。
特に印象に残ったのが、初めて経験する日々髪の毛が抜けていく恐怖心と医者に対する不信感の場面です。
円形脱毛症が発症したら誰しもが最初に知る特効薬のない現実と、医者に逆ギレしたくなる気持ちが痛いほど分かります。
②治療法探しの苦労と体験談
実際に円形脱毛症が発症してからどんどん悪化していく中で、あの手この手で自分に合う治療法探しが描かれています。
特に印象に残ったのは、最終的に信頼できる医者に出会えた体験談です。
適当な診察をする医者が多い現状のなか、病気と治療法に対してきちんと説明してくれて、尚且つ親身になってくれるその医者を信頼して治療を続けようと決心する場面です。
円形脱毛症は長期の付き合いになることが多いので、治療法と同時に信頼できる方と出会えるかは本当に大切です。
③髪の毛がないことを隠してきた体験談
髪の毛がないゆえのリアルな悩みやウィッグデビューの時の気持ちが描かれています。
特に印象に残ったのは、「脱毛症では死なないし、痛くも痒くもないから重病ランキングから低いかもしれないけど、たかが髪の毛で片付けられるほど簡単なことじゃない」というセリフです。
余談ですが、私自身、高校2年の思春期の頃に重度の円形脱毛症を経験したので、本当にこの気持ちは痛いほど分かりました。
④円形脱毛症やウィッグ生活での悩み
ウィッグなど円形脱毛症を隠す生活をする上でのリアルな悩みや心に閉じ込めていたツライ本音が描かれています。
特に印象に残ったのは、「幸せと他人と比較したらあかんように「ツライ」とか「悲しい」とかいう気持ちも誰かと比べるちゃうんやないか」というセリフです。
自分よりもっと重病の人がいると頭で分かってはいてもツライものはツライですし、他人と比較する必要はどこにもありません。
⑤現状を受け入れ前向きに生活を始めた
実際に発症してから1年以上経ってようやく自分の現状や姿を受け入れ、最終的に小豆だるまさん自身が、自らの実体験を前向きに「描く」ことを決心する場面が描かれています。
希望までの道のりは十人十色ですが、一つの体験談として本当に参考になりました。
ぜひ気になる方は読んでみてください^^
著者:小豆だるまさんのプロフィール
マンガ家。脱毛症イラストレーター。毛髪診断士。
山形県出身。明治大学文学部卒業後、
東京都の私立高校に国語教員として勤務
2000年よりギャグイラストレーター&マンガ家として活躍。
現在は文章の執筆も手掛ける。
また、メディア出演や公演を通じて、
円形脱毛症の周知活動も行っている。
・ツイッターはこちら・ブログはこちら
引用:円形脱毛症になったら読む本
他にもこんな本を出している
『マンガでわかる・円形脱毛症になったら読む本(2019年)』
円形脱毛症の初心者のためのリアルな悩みの乗り超え方と治療についてマンガで分かりやすく解説されています。
大人も子どもも、親御さんにもぜひ読んで欲しい一冊です^^
『日々ズレズレ カツラ密着24時!!(2016年)』
小豆だるまさんの実際のウィッグ生活体験談が合計36話も描かれている一冊です!
ウィッグ生活の苦労や人には言えないような小ネタがメインで描かれているので、今後ウィッグ生活する方にはとても参考になると思います^^
まとめ
以上、『打倒!円形脱毛症|私、ピカピカの一年生』を実際に読んでみた書評を簡単にまとめてみました。
この本は、円形脱毛症の治療あるある、医者の対応あるある、ウィッグ生活やリアルな悩みなど、共感できる体験談がたくさん描かれていてとても参考になりました。
ギャグ漫画風に体験談が描かれていて元気も貰える一冊です!ぜひ一度読んでみてください^^
コメントを残す