- 髪の毛を切りに行きたいけど美容室と短時間で済ますカット専門店ではどちらの方が感染リスクは高いのだろう?
- そもそも髪の毛を切りに行くことが不安だから自分で切ろうかな…
そんな疑問に答えます!
- 店舗にもよるが、髪の毛を洗わないカット専門店の方がリスクが高い
- 人が少ない時間帯に行ったり、換気など感染対策がしっかり出来ている近場の理髪店でカットする
- セルフでカットする時も先に髪を洗ってからにする
(※個人の見解も含むので参考程度に)
美容室とカット専門店では
どちらが感染リスクが高い?
最初に結論をいうと、散髪の前後にシャンプーを行わないカット専門店の方が感染のリスクが高いです。
もちろん換気や感染対策は店舗によっては違ってきますし、短時間でカット出来るカット専門店の方が一見リスクは少ないようにも見えますが、髪の毛に付着しているウイルスを洗い落とさずに散髪する方がリスクは高いです。
そもそも新型コロナウイルスは、咳やくしゃみ・会話による飛沫や、付着したものに触れることによって感染すると言われていますが、顔や手指だけでなく髪の毛にも当然のようにウイルスは付着します。
そして、髪の毛に付着していたウイルスを手で触り、結果としてウイルスが進入してしまう、あるいはウイルスが付着した髪をカットしていて、その毛くずが自分の顔や手に付いたり、その毛が口や鼻に入ったとなっても同様に感染する可能性は高くなります。
基本的には髪の毛に着いてしまったウイルスはをシャンプーで洗うことで、手洗いと同様に落とすことが出来ますが、カット専門店の場合は髪の毛を洗わないので、散髪する時も終わった後も髪の毛に付着してしまったウイルスに関してはそのままです。
人の少ない時間帯に感染対策が
できている近場の理髪店へ
もちろん美容室などもリスクがないとは言えないので、なるべく人が少ない時間帯や換気など感染対策がしっかり出来ている近場の理髪店でカットすることをおすすめします。
一部の理髪店では、来店時などの重なりを避け、店内に客が1人だけになるようにしている店舗や、客が帰った後には室内の消毒や換気を徹底している店舗、濃厚接触を避けるため、ひげや眉などの顔ぞりは控えている店舗などもあるそうです。(日経新聞より)
速報:全国のQBハウスは4/18より臨時休業
緊急事態宣言の対象地域拡大に伴う 当社店舗の臨時休業について
当社は、新型コロナウイルスに関する「緊急事態宣言」の対象地域が全都道府県へ 拡大されたことを受けて、感染拡大防止への社会的責任を第一に熟考し、全国の当社 店舗について臨時休業させていただくことを決定いたしました。 なお、既に緊急事態宣言の対象地域であった7都府県の当社店舗は、4月10日(金) より臨時休業を実施しております。
<臨時休業期間> 2020 年 4 月 18 日(土)から 当面の間
<対象店舗> 日本国内にある当社店舗引用:キュービーネット株式会社
理髪店の休業要請はありませんでしたが、1000円カットの大手・QBハウスは全国店舗の休業を決定したようです。
セルフカットする時は先に髪を洗う
それでも理髪店に行くのが不安で自分で髪を切るという方は、カットする前にシャンプーをして髪の毛に着いているかもしれないウイルスを落としてから散髪するようにしましょう。
そうすれば、少なくとも髪の毛が誤って口や鼻に入ってしまっても感染するリスクを下げることが出来るので、手洗いと同様にセルフカットする時は、まずは髪の毛をしっかり洗いましょう。
以下、別の記事で解説していますが、なるべく毎日シャンプーをして髪の毛を清潔に保っておくようすることも大切です。
参考記事:コロナは髪にも付着します
新型コロナウイルスは髪の毛にも付着して生き残る?【手洗いうがい・シャンプー】おわりに
以上、結論を繰り返すと、シャンプーをしないカット専門店での散髪は、美容室などの理髪店よりも感染リスクが高いです。
そして美容院など理髪店に行くのであれば、人が少ない時間帯を狙って、換気など感染対策がしっかりしてる近場のお店に行くのをおすすめします。
もしそれでも不安で、自分でカットするという方は、髪を切る前にシャンプーで洗って付着しているかもしれないウイルスを落としてから散髪するようにしましょう。
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