- あなたはリスクを負いながら何かを達成したことはありますか?
- いま、目を瞑って5分ほど考えてみて下さい…
こんにちは!まごたです。
実は、心理カウンセラーになるための講座テストの最終問題がこんな質問でした。
ほとんどが知識を問う問題でしたが、最後に何これ?と思いつつ手を止めて深く考えるほど面白い心理テストだったので、今回はこの質問に対する考えを深掘りしていこうと思います。
実際に考えてみると……
- 「リスクを負って達成したこと」ってなんだろう…?
- 大学受験で合格したこと?就活で大手企業に合格したこと?
- 大手企業を辞めて別の仕事をしていること?でもそれは現在進行形だし….
ふと考えてみると「リスクを負って達成したこと」は中々思いつきませんでした。
恥ずかしながら、私は何かの目標を達成したことはあっても「本気でリスクを負ってまで成し遂げた」と自信を持って言えるようなことがありません。
結局、私が出した答えは、
高3の頃から脱毛症のウィッグ生活で、大勢の視線が自分に集まるのが声が震えるほど苦手だったが、大学生になって全くの楽器素人ながら軽音サークルに入り、下手くそな演奏と自分の苦手なウィッグ姿で大勢の人前に立つことが立ち演奏をすることができたこと。3年生の頃に初めて大トリをもらい、大勢の前で演奏し切った時の達成感と脱力感が今でも忘れられない。
こんな風に答えました。
この質問に対する答えに正解はありませんが、理想の心理カウンセラーへ成長していくにためには、「自己理解」「自分の問題を解決する」「ストレス耐性を高める」ことが先ず始めに必要になるので、その力を身に着けるためにこんな質問がされるのだと思います。
ここでいう「リスク」って何だろう….?
一般的に「リスク」と言うと、金融商品だったり投資だったりお金のイメージが強いですが、一重にリスクと言っても、お金を損することだけではなく、もっと抽象的な何かの失敗によって嫌なことが起きる未来と考えると、あなたにとってのリスクも思いつくはずです。
私にとって、一番のそれは「脱毛症のウィッグ生活がバレること」でした。
つまり、ここでいう「リスクを負って達成したこと」とは、「嫌なことが起きる可能性のある道を進みながらも、それを許容し乗り越え、達成感を味わうことができた瞬間」こそがそうであると私は考えました。
答えを通して自分と向き合うことができる
私の出した答えはあくまでも一例に過ぎませんが、この問題を通して深く自分と向き合うことができました。
リスクを負って達成したことを見つめ直してみると、それは自分にとって大きな心理的なターニングポイントでした。
ぜひ皆さんもこの質問の答えを通して、自己理解を深めてみて下さい。
それが、あなたの心理的に乗り越えた出来事であったり、強い心を手に入れた瞬間かもしれません。
是非あなたもこの心理テストを通して、これからの人生に欠かせない自分の強い心をみつめ直してみて下さい