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円形脱毛症は花粉症の時期に再発しやすい|今直ぐできる4つのアレルギー対策

 

 

こんにちは。まごたです!

私は高校2年の17歳から24歳まで7年間、全頭型や汎発性という重度の円形脱毛症の再発を何度も繰り返し経験しました。

今では元に戻ってから2年近く経ちましたが、現在も再発には気をつけながら生活をしています。

  

今回は、そんな再発の一つの要因となる花粉症といったアトピー素因の関係性と対策について解説していきます!

円形脱毛症とアトピー素因の関係性

円形脱毛症とは、そもそも頭皮の免疫機能のリンパ球が毛根を異物と間違えて攻撃してしまうために発症する自己免疫疾患の病気と考えられていますが、

統計的なデータによると患者本人にアトピー素因を持っている人が4割以上もいるため、アレルギー反応との関係性も深いと考えられています。

日本皮膚科学会が出している円形脱毛症ガイドラインの5Pを見ると詳しく分かりますが、家族も含めると5割以上もアトピー素因を持っており、

明確な繋がりは分かっていませんが、アトピー素因が関与することは合併率の高さ、臨床像、病理像、重症度、経過等に違いがみられることより強く疑われています。

 

他にも、体内に入り込んだ花粉を異物と敏感に感じた人の体内では、免疫機能が発動して外敵である花粉を攻撃しようとするのですが、それと自己免疫疾患の免疫異常との関係性が深いとも言われています。

 

ちなみにアトピー素因とは、本人または家族が、アレルギー性の病気(アトピー性皮膚炎アレルギー性鼻炎=花粉症喘息・結膜炎など)を持っている、

簡単にいうと、たとえ本人が発症していなくても「アレルギーを起こしやすい体質を持っている」ことを言います。

 

つまり、皮膚炎のアトピーだけでなく、私たちに身近な花粉症のアレルギー反応と円形脱毛症の発症には密接な関係があり、再発の予防のためにはそれらの対策をしていかなければならないのです。

花粉の種類と時期について

実際に花粉症を気を付けなければいけない時期は、花粉の種類や地域によっても異なります。

例えば、以下の図を見ると分かりますが、春先であれスギやヒノキの花粉が多いですし、秋であればのイネ科やブタクサ、ヨモギ、カナムグラの花粉が多いことが見てとることができます。

他にも北海道や中部・東海エリアは比較的少ないですが、多くの地域で年中花粉が飛んでいるのも分かります。

もちろん、人によってどの花粉のアレルギー反応が出るかは検査してみないと分かりませんが、普段から花粉症の予防をしたり、ピークの時期は花粉症の薬を飲むといった対策が必要になってくるのです。

引用:ALLERーLAB
引用:ALLERーLAB
引用:ALLERーLAB
引用:ALLERーLAB
引用:ALLERーLAB
引用:ALLERーLAB

今直ぐできる4つの対策

  1. 乾燥に気を付け頭皮をしっかり保湿
  2. マスクや空気清浄器で環境を整える
  3. 花粉症の時期は薬を飲む
  4. 発酵食品を食べて乳酸菌などの善玉菌で予防

花粉症といったアレルギー反応は円形脱毛症を引き起こしやすいですが、もちろんいくつか対策をすることは出来ます。

以下具体的に説明していきます。

 

①乾燥に気を付け頭皮をしっかり保湿する

一つ目の対策は、頭皮の乾燥に気を付けてしっかりと保湿することです。

というのも、肌は適度に潤っている時が一番外部からの攻撃に対して強いです。頭皮も同じで乾燥しているとアレルギーの反応を過敏に受けやすいですし、その他の再発要因となるフケなども引き起こします。

具体的な乾燥対策は、加湿器で部屋の湿度を高くすること、レンジでチンした蒸しタオルで頭皮を保湿したり、乾燥肌が酷いのであればホホバオイル等で保湿するのも良いです。

  

②マスクや空気清浄器で環境を整える

二つ目の対策は、マスクや空気清浄器で花粉に反応しない環境を整えることです。

これは一般的に言われている予防ですが、マスクや空気清浄機は誰でも簡単にできることなので、しっかり対策していきましょう。

ちなみに現在(2019/3/24)は新型コロナでマスク不足ですが、ネットでの転売が禁止されたこともあって以前よりも手に入り易くなりました。今のうちにAmazonなどで手に入れておきましょう。

  

その他にも、花粉症が酷いという方にはスプレータイプも使って合わせて対策するのと良いです。1000円程で手軽に手に入るのでオススメです。

  

③花粉症の時期は薬を飲む

三つ目の対策は、花粉症の酷い時期はアレグラ(別名:フェキソナジン)といった抗アレルギー薬を飲むことです。

円形脱毛症になって皮膚科に行くと、何かしらの抗アレルギー薬が処方されるのでそれが残っているならそれを飲んで対策しましょう。

ちなみに、薬は飲まないに越したことがないとも言いますが、必要以上に恐れるのではなく花粉症の酷い時期は薬をしっかり飲んで対策した方が良いです。飲まないでアレルギーが過剰に反応する方が円形脱毛症には良くないです。

病院で花粉症の薬(フェキソナジン等)を処方してもらう方が安く済みますが、面倒な方は薬局で売っているアレグラなどで対策するのも良いとも思います。

  

④発酵食品を食べ乳酸菌など善玉菌で予防

四つめの対策は、発酵食品を食べて乳酸菌やビフィズス菌など善玉菌で体内から予防をすることです。

これは良くある民間療法で、科学的根拠が薄いので手軽にできる気休め程度に捉えて欲しいのですが、乳酸菌やビフィズス菌と言った発酵食品は間接的に花粉症やアレルギーの予防に繋がると言われています。

毎朝ヨーグルトや納豆でも良いですし、私は「R-1」という飲むヨーグルトを買い置きしていて風邪予防と合わせて毎日飲んでいます。

プラシーボ効果もあると思いますが、私はお腹が弱い人間でもあるので非常に重宝しています。

  

他にも、錠剤タイプだと「乳酸菌革命」というサプリメントが色んなサイトで紹介されている人気商品です。こちらも参考にしてみてください。

  

おわりに

以上、円形脱毛症の発症や再発の要因となる花粉症といったアトピー素因の関係性とその対策について解説しました。

これからや現在進行形での花粉の時期には症状が悪化しやすいですが、もちろん対策をすることは可能です。

頭皮の保湿、花粉のない環境作り、花粉症の薬、発酵食品などしっかりと対策して円形脱毛症を治していきましょう。

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