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円形脱毛症で髪が抜けてから産毛が中々生えない|3つの理由と気を付けること

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脱毛症状は治ったのに産毛や髪の毛が中々生えないのは何で?一生このままではと不安….

そんな疑問に答えます!

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✅ざっくりいうと
  • ①円形脱毛症の回復の過程には停滞期がある
  • ②円形脱毛症になると髪の成長速度がかなり遅くなる
  • 再発すると生えてくるまでより時間がかかる
  • 個人差はあるが数ヶ月から半年程で産毛が生えてくる

 

こんにちは!まごたです。

 

今回は、円形脱毛症で髪の毛が抜けてから一向に生えてこないという方に向けて産毛が中々生えない3つの理由これから気を付けることを解説していきます!

産毛が生えてこない3つの理由

円形脱毛症で髪が抜けてから産毛が中々生えない理由は、「①免疫異常が起きたことによる回復のための停滞期であること」「②そもそも成長速度がかなり遅くなるということ」「③再発した場合は初めより時間がかかるということが挙げられます。

 

個人差はありますが、円形脱毛症は約半年程で免疫異常による脱毛症状が止まり、症状固定期に入ると言われています。

そして、そこらからすぐ元どおりに髪が生えそろうという訳ではなく、どうしても毛包が回復して発毛するまでさらに倍ほどの時間はかかってしまうのです。

以下、具体的に説明します。

①円形脱毛症には回復のための停滞期がある

一つ目の理由は、円形脱毛症の症状固定期に入りそこから回復のための何も生えてこない停滞期が数ヶ月存在するということです

ただしこの期間も個人差の幅が大きく、固定期に入ってからひと月で生えてくる人もいれば半年以上かかる場合もあります。

    

通常、円形脱毛症が起こっていない時の髪の毛のヘアサイクルは、成長期から移行期→休止期→脱毛という順になっています。そのため、健康時にも一日に50本〜100本ほど髪の毛は抜けていきますが、その寿命は2〜5年程と言われています。

しかし、免疫異常で起こる円形脱毛症の場合、通常のヘアサイクルとは異なり短期間で一気に髪の毛が抜けてしまいます。

これは免疫が誤って毛包を攻撃してしまうことで起きるのですが、以下のように根本付近で毛が折れて毛包内に黒点が残ってしまったり途中で毛が切れたり根本で細くなったりしてしまいます。

 

触るとトゲトゲとした感触が特徴的ですが、このように免疫異常で起きた黒点や切れ毛はほとんどが成長しないので、この毛が少しずつ取れていくまで数ヶ月の時間がかかります。

そして切れ毛が徐々に取れていくと、触るとツルツルしたような感触に変わっていきますが、そこから直ぐに産毛が生えてくる訳ではなく、攻撃された毛包が正常に活動するまでの回復期間(停滞期間)が数ヶ月あってようやく生えてくるのです。

②円形脱毛症になると髪の成長速度が遅くなる

二つ目の理由は、円形脱毛症になると髪の毛の成長速度がかなり遅くなるということです。

というのも、先ほど説明したように円形脱毛症は通常の2〜5年単位のヘアサイクルとは違い、異常免疫によって短期間で急激に脱毛症状が進むため、そこから元通り正常な速度で活動をするまでどうしても時間がかかってしまいます。

個人差はありますが、正常な時の髪の毛の成長と比べると数倍も速度が違ってきてしまい、重度の場合は元の長さに戻るまで年単位でかかることも稀ではありません。

③再発するとより時間がかかる

三つ目の理由は、円形脱毛症が治りかけ又は、治った後に再発してしまった場合、初回よりも生えてくるまでに時間がかかってしまうことが多いということです

実は、円形脱毛症は治りかけや治った後にも非常に再発しやすい病気です。

個人差はありますが、2度目、3度目と繰り返すと、それに比例して最初の頃以上に生えてくるまでに時間がかかる事が多いと言われています。

余談ですが、実際に私は全頭型の脱毛症を3回程繰り返しているのですが、最初は1年と少し、2度目は2年近く、3度目は2年以上と元の長さに戻るまでにより時間がかかってしまいました。

数ヶ月〜半年程で産毛が生えてくる

症状の度合いによっても個人差はありますが、脱毛状態が止まってから毛包が回復するまでの停滞期を数ヶ月から半年程経て、やがて産毛が生えてきます。

上で説明したように、円形脱毛症は髪の毛の成長スピードが通常より遅いです。

そのため、全然変わってないと感じることも多いですが、徐々に産毛が生えていきそこから白髪が長く伸びて、最終的には黒く太く通常の髪の毛に戻っていきます。

 

ちなみに回復途中の産毛を触ってみると、赤ちゃんの毛のように毛先が細く尖ってフワッとした柔らかい感触があります。

一方で、根本付近の切れ毛や黒点が残ってるトゲトゲした感触がある部分は、もう少し時間がかかる可能性が高いです。

これから気を付けること

やがて数ヶ月から半年程経てば産毛は生えてきますが、完全に免疫異常から回復しきっている訳ではないので、再び途中で切れてしまったり細くなったり抜けてしまったり、脱毛症状に逆戻りしてしまうことも多いです。

そのため、今のうちから花粉症のアレルギー頭皮の乾燥・フケ睡眠・栄養・血行不良に気を付けていかなければなりません。

以下、別の記事で詳しく説明していますので合わせて読んでみてください。

円形脱毛症でようやく産毛が生えてきた?|今後の経過と気をつける3つの注意点

おわりに

以上、円形脱毛症で髪の毛が抜けてから一向に生えてこないという方に向けて、産毛が中々生えない3つの理由これから気を付けることを簡単に解説しました。

円形脱毛症は、免疫異常で毛包を攻撃してしまい短期間に急激に抜けてしまう、髪の毛の成長サイクルにおいてはイレギュラーな事件なのでどうしても回復までに時間はかかってしまいます。

  

中々生えてこなくて不安になる気持ちは凄く分かります。しかし、程度はあれどほとんどの場合はやがて産毛は生えてきます。

ぜひ前向きに今できる改善をして、発毛の環境を整えていきましょう^^

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